空き家の実家を、賃貸に出すことを検討しているかと思います。


その際に、貸した土地や建物は、貸したまま戻らない(永久的に、借したままにしないといけない)のか?


そんなことを、この記事では検討します。


今までは、普通借家(借地)法が理由で、なかなか不動産が戻ってこなかった


年配の方、特に60代や70代くらいの方に聞くと・・・。

土地や建物を他人に貸すと、ほぼ一生戻ってこないから、貸しちゃダメだよ!!っていうアドバイスをもらうことも。



ただ、貸したら戻ってこない!っていうアドバイスも半分正しいです。

と言いますのも、日本には、普通借家法(もしくは普通借地法)という法律があります。



普通借家法の法律は、ざっくりいうと・・・。


  • 家や土地を借りている人は半永久的に、不動産を借りれる

  • 大家であるあなたが、借りている人に対して出ていけ!ということは基本的にはできない。

  • こんな感じで、借りている側の権利がめちゃくちゃ強い法律なんです。



    普通借家法がある理由は、戦後直後に土地や建物を持っていない人たちが多くて、みんな賃貸で暮らしていました。


    賃貸で暮らしていた、貧しい人たちの住む権利を守るためにできた法律なんです。

    今は定期借家(借地)契約があるので、ほぼ確実に戻ってきます!


    ただ、2000年に、普通借家法の例外となる法律である、定期借家法ができました。



    定期借家法をざっくりいうと・・・。


  • 大家さんであるあなたが、2年間など期限を決めて貸すことができる。

  • 2年たったら、更新するなどの契約でなくてもOK。

  • こんな感じで、定期借家法は、大家さんであるあなたの権利、一定期間経ったら土地や建物を利用したい!


    っていう権利をちゃんと保護してくれているものなんです。

    なので、60代や70代の方がいう、「人に貸すともう土地や建物は、戻ってこないぞ!!」っていうのは、少し時代錯誤です。


    貸す際、賃貸契約書を作るときに、事前に「定期借家にします」「もしくは定期借地にします」という前提で契約すればOKですね。


    契約をどうするのか?を含めて、不動産屋さんに一度相談してくださいね。